シマノの19ヴァンキッシュ以降の汎用機に採用された「半プラ」
当時は批判的な声も多かったような気がします。
自分はフルアルミの15ツインパワーを使用してましたし、
当時は半プラボディに否定的でした。
今は「別にどうでも良いな笑」というのが本音です。
同時期の19セルテートの軽量化の手法がカッコ良すぎたので比べられただけなのかな。
さらにツインパワーについて言うのであれば15より20の方が長く使えるんじゃないかとも思います。
15ツインパワーは転倒強打で“壊した”ことが一度ありますが、自然に“壊れた”こともありました。
それがローターのヒンジがバカになるという事態でした。
それは修理で直ったんですが…。
最近はキャストするとローター動いてしまってスプールエッジに指当てれないのでシーバスには使いづらくなってしまいました。
18ステラとか19ヴァンキッシュも使ったりして感じたのは、汎用機での釣りならボディよりもローターが頑丈な方がメリット大きいような気がしました。
だから、ステラ以外で金属ローター搭載された20ツインパワーは今はアリなリールだと思ってます。
ベールが戻った感触やジャークのダイレクト感など金属ローターの使用感が好きな場面も多かったので。
私は平日も釣りしますから、サンデーアングラーであれば半プラの弊害を被ることもないんじゃないかなって思います。
過酷な使用が想定されるのであればSWモデルだってありますし…。
一方で「やっぱり理解できんな」と思ったのは21ツインパワーXDですかね。
アルミ半プラにMGLの組み合わせ。
それ自体は自然な流れですけど、ヴァンキッシュと20ツインパワーの悪いとこ取りになってるのが…。
スプールリングという美点も弱いような…。
20ツインパワーを半プラにするのであればXDは17モデルと同じくフルアルミにして300g程度の汎用機として出せばそれなりにニーズはあったのでは?とも思います。
ついでに、ヴァンキッシュもフルマグネシウムボディの方が「シマノが作った軽量リール」って感じがして好きでした。
そんな事言いつつも19ヴァンキッシュはデザイン大好きで渓流やライトゲームでよく使います。
余談ですけど18ステラ以降のモデルってハンドルオートリターンがすごく軽快にできるようになりましたね。