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2022年02月09日

昔、サミングが出来なかった話

昔、サミングが出来なかった話

小学生の頃に渓流ルアーを始めた。
その時のラインはナイロンが当たり前。
ルアーは小型スプーン。
友達みんなサミングなんてしてなかった。
ウェーダーなんか誰も履いてなくて、釣り場は足場の良い堰堤や河原に限られていた。
さらに言うと、放課後だからその日の一箇所と決めたらそこで投げていたし、「アップで釣り上がる」とかそういう基本的なことも分かってなかったと思う。
渓流ルアーなのにホゲることもしばしば。

時は流れてPEラインとヘビーシンキングミノー全盛期。
再び渓流ルアーを始める。

道具もいくらかお金をかけられるようになった。
ラインについても例外ではなく、最初はシステム結束が面倒でナイロンでやっていたけどレスポンスやフッキングから結局PEを主に使うことになる。
PEはやはりラインスラッグの調整が必須。
トラブル回避のためにキャスト時のサミングも同様に必須スキルだった。


最初は左手をスプールエッジに添える形でやっていたが、右手の指をそのまま当てる方が断然カッコいい。


しかし、スプールエッジに指を当てることができなかった。
キャスト後にスプールエッジに指を移そうとすると、途中で反対側のスプールエッジに突っかかってしまい指の腹を当てられない…。

何故みんなできるのか理解できなかった。


一切理解できなかった僕はとりあえず指を当てることができる握り方にしてから、キャスト等の基本動作を行うようにした。

そうしてみるとなぜ上手くいかなかったのかは理解できたし、とても単純な理由だった。

自分は指の付け根にリールフットが当たるまでグリップを握りこんでいた。
なんの根拠も無く、深く握りこまなければならないものだと思っていた。
指の中節が正面に向くくらいに浅く握り替えるだけで、すべて解決した。

なんでこんな簡単なことも気づかなかったのかと(苦笑)

プロの動画を見たって自分は気付かなかっただろうから、両手でサミングしてる世界線の自分だっていたかもしれない。
実際、指が突っかかる理由が分からなくて習得を後回しにした時期もあった。




今だからこそ「当時の自分は根拠なくグリップを深く握っていたな」と評することができた。
その一方で、浅く握ることの必要性はサミングという壁に出会わなければずっと気付かなかったということでもある。
悲しいのは自分の所作に対して何の疑いも無かったということ。
自分で偶然きっかけがあって気付くことができたけど、同じようにまだ気付いていないこともあるのだろう。

それの打開策やきっかけが他のアングラーとの釣行だったりするのかなとも思ったり。
単独釣行が多いとこういう認知できない「気付きの遅れ」があるのかもしれないと感じた出来事だった。



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