2022年01月04日
トラウティンスピンラグレスボロン TLB-53DT
某社の某ヤマメの世界を読んで、某カスタムが欲しくなったんですけど、フリマサイトで10万出して買うのもアホくさ…。
そんな中でジェネリック某カスタムに成りうるか!?と期待して購入…。
49か53で悩んでカタログスペックで10gまで投げれるらしい53を購入。
【価格】
キャスティング楽天市場店で41,000円也。
スペック的にこんなもんか…。
【ディテール】
ガイドは小径チタンKフレームにSiCの組み合わせ。
トラブル少なくて好きでした。
硬いブランクだからか飛距離への影響も特に無し。
グリップ直径は自分にはやや太くて疲れます。
金属パーツのエッジが当たらない造りになっており指が痛くならないのはグッド。
【アクション】
少なくとも自分が使ったことのあるトラウトロッドの中で一番硬いです。
友達に触らせてもらったエキスパートカスタムより硬い。
その硬さの効果は投げるとビビります。
スプールにシリコンスプレーした翌朝なんかとんでもねえ初速が出ます笑
誰でもひょいっとライナーが飛ばせます。
ミノーの操作性はヘビーシンキングの操作性を謳っている通りキビキビ動かせます。
がんばればリュウキ70なんかもアップで使える。
とはいえ基本的には5cmが適当ですかね。
魚が掛かってからですが、硬い竿ですけどバレやすいとは思いません。
一定以上のサイズなら普通に曲がります。
自分はフッキングに弊害を感じました。
具体的にはロッドを通じて変化を感じてから、「この時間内にアワせればフッキングが決まる」タイミングが非常に短いロッドだと感じました。
あとはこの竿に限らず硬い竿の共通事項ですが小型魚はフトコロまで貫通させるのが難しい気がします。
このロッドの場合は20cm未満は掛かりづらいかなあ…。
まあこれらの要素を平たく言ってしまえば「弾く」という表現に集約されてしまうんでしょうね。
【総評】
キャストが上手くなった感を出せるロッド。
使用感は好きです。
自分は魚との距離が開くようなフィールドで使うことが多いです。
入門用には推奨しませんがもしも入門時に買ったとしても付き合えるロッドではあると思います。
汎用性が高いロッドをメインに使っている人が手持ちのラインナップに加えるとしたら強いロッドが少ないレングスである49の方が購入する意義はあるかも…。