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2023年01月07日

渓流ルアーのラインはナイロンかPEか?

渓流で使用するラインの材質について書いてみます。

渓流のラインはPEとナイロンのどちらかから選ぶことになると思います。

渓流ルアーのラインはナイロンかPEか?


結論から述べると、オススメは圧倒的にPEです。

最近のロッドはエントリーモデルでもKガイドが搭載されてます。
PEは昔ほどの“トラブルが多いライン”ではなくなりました。

特にも初心者の場合は、毎週釣りに行くかどうかわからないのであればナイロンはやめた方がいいと思います。

ナイロンは巻いた時点で劣化が始まります。
“使用した時点”ではありません。

渓流ルアーのラインはナイロンかPEか?

スプールの中で潰れます。
そして、フィールドでの使用以降は吸水劣化が加わります。

また、スプールに巻いてからは巻きグセが強くなり新品時に比べるとキャストフィールは悪化します。
箱から出した時の艶やかで滑らかなあの素晴らしいコンディションはそう長くは保たれないのです。

糞キュレーションサイトは“トラブルレス”をナイロンのメリットとして盛んに謳ってますが、モノフィラなので糸ヨレが付き物になります。
ナイロンは糸ヨレとの付き合い方を知らないと軽傷とはいえ、トラブルが頻発します。

オススメ度は低いナイロンラインですが、解禁当初の気温が低い時期や、伸びが欲しい時、単純に使用感が好きという場合に選択肢に入ります。
比重が水に近いので、水馴染みを意識したい時も良いかもしれません。

ナイロンラインは現在でも愛好家がいる、選択肢に入るライン素材ではあります。
一方で、扱い方や劣化の見極めに経験が必要なことや、ランニングコストは高くなることは頭に入れておかなければいけません。

強度は1.0号を基準にあとはエリアやアベレージで上げていく場合が多いです。
渓流でスピニングなら太くしても1.5号くらいが使いやすい上限だと思います。



対するPEラインは、低伸度による操作性、細さからの飛距離等がメリットになります。

渓流ルアーのラインはナイロンかPEか?

寿命についても、劣化しやすいナイロンに比べると、PEはトラブルで切れて長さが足りなくならない限りは週末のみの釣行であれば結構長い期間は使えます。
(そうは言っても先端部分のカットといった手入れは必要になりますが)

課題はクモの巣、結束、エアノットになると思います。
あとは水に浮くので水馴染みが悪い点ですかね。

クモの巣は仕方ないです(苦笑)
ノット部のクモの巣はボクはめんどくさい時はラインカッターでちぎってます。

結束は摩擦系ノット使わないだけでかなりラクになります。
自分はシーガーのページに載ってる誠哉ノットで結束してます。
イワナヤマメ程度であれば強度は充分です。
なにより、トラブル時やリーダーが傷んだ時に億劫にならずに直ぐに再結束をしようと思えることが大きなメリットになります。

ついでにお話すると、オーソドックスな0.6号にフロロ1.5号のセッティングはメインラインのPE0.6号がリーダーに対してかなり強いセッティングになるので、非摩擦系の簡易ノットでも破断はスナップとの結束部で起きます。

PEの太さは0.6号を基準に、軽量ルアーの出番が多いのであれば0.4号に落とした方がトラブルは減ると思います。
リーダー長は40cm~矢引きくらいで状況によって調整してます。
シーバス等よりよっぽど気をつけなければいけないのがリーダーのチェックです。
キャスト数もキャッチ数もルアーフィッシングの中ではかなり多くなる釣りなのでスナップから10cmあたりまでの損耗が非常に激しいです。
目視や強めに引っ張る等のチェックをしておかないと簡単にラインブレイクします。
2.0号のリーダーもたまに使いますが強度も実感できますし選択としてアリです。

最後にエアノットについてです。
よつあみのX8みたいなある程度の質のライン使ってても出ます。
そもそも、「キャスト回数が多い」「トゥイッチの多用で糸フケが出る」「ルアーが軽い」とPEを使う上でネガティブな要素が多すぎるんですよね。

そんなトラブりやすいPEの中でも、“シンキングPE”を使うことでかなりトラブルは抑えられます。
具体的にはバリバスのダブルクロスとかデュエルのアーマードF+プロになります。

個人的にはかなり変わりました。
エアノットが「一日に1回は出ちゃうかな…」
そういう不安が、「出ない日も結構ある」に変わったのですこぶる快適です。
PEでも比重が高くなってて、水馴染みも良いのでその点からもオススメです。

最後の絶賛の通りになりますが、
渓流ルアーでの使用ラインは
「シンキングPE」が圧倒的にオススメです。

ナイロンラインは自分で必要性を感じてからのステップアップで構わないと思います。







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